2009年2月10日火曜日

こそこその話がやがて高くなり ピストル鳴りて 人生終る

 啄木の歌。『一握の砂』の改訂版が目に入ったので、しばらく前に買ってみた。こういう歌を読んでいると良質なミステリーを書けるような気分になるから不思議だ。

 このところ読んでみたい本を電車に乗って大型書店にゆかねば手にいれられなくなった。あるいはアマゾンで買うか。でも本との出会いは人との出会いに似ているものだ。読んでみたい本は、その場(=書店の売り場)で出会うことなしには読んでみたい本かどうかわからないのである。だからアマゾンではわからないことが多い。

 人もまたそうで、その場で出会うことなしに親しくなりたいかどうかわからないものだ。自分の心持ちがクリアなときにだけ奇跡的に読んでみたい本が山のように増えるし、読んでみたい本がないかなっと思ってその場に出かけても、一冊も目に入らないことはよくある。そして人もまたしかり。

 いくつも本を買ったので忘れないうちに書いておこう。その石川啄木。銀色夏生。ヘミングウェイ。吉田篤弘。浅見帆帆子。また吉田篤弘。小川糸。村山由佳。白石一文。堀江敏幸。それとコールドプレイのアルバム(CD)。

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